今回の記事は「重い女」と言われて振られてしまう女性向けです。
恋愛の悩みはちょこっと何かすれば解決してしまうということは少ないです。
特に彼氏ができてからの知るべきことは「自分の物事の見え方」です。
物事の見え方とは見方でもありますが、それは無意識でほぼ条件反射的に行っています。
目の前の現象をどう捉えるか?→不安→自爆行動を取る
- 毎回同じような理由で別れる
- 彼氏と一緒にいても不安、離れていても不安
- 安心したいと思えば思うほど、不安が強くなる
なんてことが起きます。
こういうときにどうするか?
自分の外側を変えようとする
自分以外を変えて安心しようとします。
自分以外のものや人を変えてしまえば、自分が安心できると思っています。
自分に自信がないと思っている女性はそういう傾向が強いです。
人を思い通りに支配しようとして、手段を選ばない上司や嫁も実は似ています。
思い通りにしてないと自分はダメだと思えて怖いからです。
キレて怒鳴って責め立てます。
これは絶対にうまくいきません。
人は自分の意思を支配されたり、抑圧されるのが嫌いです。
怒鳴られたくないからと表面だけ言うことを聞くようにはなっても、いつか爆発します。
変えようとすればするほど、うまくいかなくてドツボ。
こういうことになる原因は「物の見方」「捉え方」にあります。
そして、その「物の見方」「捉え方」の根幹になるのが
- セルフイメージ
- マインドセット
なのです。
今回は恋愛をうまくいくようにするのも、ぶち壊すのも「セルフイメージ」と「マインドセット」が根本にあることを解説していきます。
セルフイメージとマインドセット
セルフイメージがマインドセットを作る
恋愛でうまくいかないことがパターン化する
これはまさにセルフイメージとマインドセットがもたらす結果です。
どんなふうに見えるか?
どんなふうに感じるか?
それは自分のセルフイメージとマインドセットで決まります。
セルフイメージ=自分はこういう人間
マインドセット=自分はこうなる
例を挙げます。
セルフイメージ=私は愛されない女だ
マインドセット=相手はどうせ私のこと嫌いになる
持っているセルフイメージが「愛されない女」というものであるなら、
それにともなうマインドセットも「どうせ私のことを嫌いになる」ということになります。
このマインドセットが現実を見るフィルターになります。
色眼鏡をかけた状態です。
セルフイメージ+マインドセットで見え方や感じ方が変わります。
相手の行動がいちいち「私を嫌いになっているのではないか?」という考えになります。
もちろん、相手にそんな意図がないことでも不安が増大します。
友達と遊びに行くという話をされただけで、
「本当は別の女と会う気なんじゃないか?」
と勝手に妄想してしまいます。
こういう妄想めいたものが普段から、次々に起きてくるので不安で仕方なくなります。
この不安を消すために相手を思い通りにコントロールしようとします。
もしくは言うと嫌われるとわかっているので、爆発するまでガマンし続けます。
恋愛がうまくいかない女子はセルフイメージとマインドセットに気づいてない
セルフイメージは無意識で普段は気づかないものです。
意識的に観察しないと、どういうセルフイメージをしているか気づきません。
私は会話の中でそれを見抜くことはできます。
本人はそれに気づいていません。
むしろ、普通で当たり前だと思っているので変えられないと思い込んでいます。
もっと自覚がないケースは自分の思考も感情も把握してないことです。
(1人でいることを絶対にしないタイプは多いです)
振られる度に「ほら、やっぱりね!私なんか愛されるわけないんだ!」という思いをすればするほど、
鋼鉄みたいに硬くなっていきます。
繰り返しになるほど、もはや変わらないとあきらめるようになります。
それで、「こんなあたしでもありのまま愛してくれる人がいい!」なんて要求(もはやただのわがまま)を正当化するようになります。
自分には問題がないので相手こそ問題だ
こういう思考になると、相手のせいになります。
私を悲しませた
私を不安がらせた
私を傷つけた
本当は自分の中で勝手に起こってることに悲しみ、不安になって、傷ついてるだけ。
セルフイメージがネガティブだとこうなります。
被害者意識が強くなっていきます。
相手のどんな行動でも勝手に不幸になります。
だから、いくら相手を変えても幸せな恋愛ができないままなのです。
セルフイメージとマインドセットに気づくべし
自分はどういう女か?
この質問を投げかけると
「私は男子にとってはきっとつまらない女だ」
「私といても楽しいと思ってくれないだろう」
「私なんて一緒にいてもすぐ飽きるよね」
なんて思考を常にしてる女子は多いです。
ネガティブ特盛の自己卑下MAX!
ネガティブなセルフイメージとは「自分なんて価値がない」と思っている状態。
そして、その「価値がない自分」にはふさわしい現実はコレと決めるのがマインドセットです。
つまり、価値がない自分には幸せになる価値がないと思っています。
だから、幸せな状況になっても不安で落ち着かず、
「いつか自分は捨てられるんじゃないか?」
「自分に飽きられてしまうんじゃないか?」
といつも恐れています。
だからこそ、意識の上では幸せな状態のままいたいけど、無意識は「セルフイメージ通り」の自分になろうとします。
全く反対の方向を目指す綱引き合戦になります。
結果的に意識は無意識には絶対に勝てません。
どれだけがんばってもダメです。
無意識に思い込んでいるセルフイメージを変える必要があります。
その第一歩こそ、
ココがポイント
自分がどういうセルフイメージを持っているかに気づくこと
なんです。
この話を聞いて、自分が自分のことをどういうふうに感じているかが
なんとなく気づけたかもしれません。
それこそ無意識に持ち続けたセルフイメージの輪郭です。
「自分は異性に愛される価値がある」と迷わず言えるか?
この質問にNOなら、セルフイメージがネガティブであることが多いです。
まとめ
自分の思考や感情はセルフイメージとマインドセットに支配されている
このことを覚えてほしいです。
しかも無意識レベルの反応で感情や思考が出てきます。
ネガティブなセルフイメージからくる思考や感情にそのまま付き合ってはダメです。
思考と感情の原因になっているセルフイメージとマインドセットを変えることが必要だと気づくこと。
ここが最初の一歩です。
付き合う相手を変えても、ちょっと何かをすれば変わるなんてことはありません。
自分と向き合うことが必要です。
1人になるとこれと向き合うことが怖くて、1人の時間から逃げる。
それこそがセルフイメージを変えられない最大の理由です。
孤独の時間を持つということは、自分と向き合うこと。
ここから逃げてばかりで、恋愛をちょっとしたテクニックだけで乗り切ろうとするから、
うまくいきません。
そんな魔法はありません。
小手先ばかりに頼る人間はうまくいったことがないです。
しかも人間的にも成長がありません。
セルフイメージを知ることは痛みが伴います。
だから、多くの女子は逃げます。
しかし、ここで逃げなかった人だけ大きな成果が待ってます。